“おふくろの味”筆頭食材でもある大根を冷凍保存して、料理時間の短縮を!寒い日に、だしがしみ込んだおでんや煮物をササッと作れば、身も心も温まって家族みんなが笑顔になれそうです。今回は大根の冷凍保存のメリットや保存方法について解説します!

冷凍大根、こんなメリットが

働くママにとって、時間は1分1秒でもムダにしたくないものですよね。「でも、忙しさを理由に料理を手抜きしたとは思われたくない!」というのも本音だったりして。そこでぜひお試しいただきたい、今回の“冷凍大根”。冷凍保存することで、以下のようなメリットがあるのです。

時間短縮になる

煮物の場合
水分を多く含んでいる大根は、冷凍することによって内部の水分が凍って膨張するため、細胞壁が壊れます。その結果、火が通りやすくなり、調理時間の短縮が実現できるのです。例えば大根の煮物を作るとき、生の大根を用いた場合は下ゆでと味をなじませる工程で30分前後かかりますが、冷凍大根ならすぐにやわらかくなるため下ゆで不要となり、約半分ほどの所要時間で仕上がります。

大根おろしの場合
大根おろしも、擦ってそのまま冷凍しておけば、必要なときに自然解凍するだけで大丈夫。また、みぞれ鍋などを作る場合には、凍ったまま鍋にIN!の手軽さです。

味がよくしみ込む

先述のとおり内部の水分が凍って細胞壁が壊れた状態になると、当然、調味料もじっくりとしみ込みやすくなります。中まであめ色の、じゅわっとした美味しさはたまりませんね。

いざ、チャレンジ!冷凍大根の作り方

冷凍大根の作り方は、いたって簡単。洗って皮をむいた大根をカットして、ジッパー付きのパックに入れて冷凍庫保存するだけ。約1ヵ月程度は味が落ちないのも嬉しいところです。また、すぐに調理に使うことができるよう、以下のような色々な形に分けて作っておくことをおすすめします。

用途に合わせたカット例

  • 半月切り …… おでん、煮物に
  • いちょう切り …… 豚バラ大根などの炒め物に
  • 短冊切り …… けんちん汁などの汁物に
  • 大根おろし …… 焼き魚の付け合わせなどに

注意する点
大根おろしを冷凍する場合、あまり強く絞って水気を切ってしまうと、解凍後の食感が落ちるので、ざるなどを使って軽く水気を切る程度にしましょう。また、解凍した大根を再度冷凍すると味が落ちるため、食べきる分だけ解凍するようにしてください。

時短で味がしみしみ!上手にレパートリーに加えてみて

冷凍大根をストックできたら、色々な大根料理にもチャレンジしたくなるもの。例えば、こんな料理はいかがでしょうか?

豚バラ大根
大根の真ん中部分を使うことで、やわらかさや甘味も感じられる一品。味付けは、ごま油や鶏ガラスープで中華風にしましょう。ご飯が進んでしまうこと、間違いなし!です。

柚子香るふろふき大根
大根本来の旨味を堪能したいなら、これ!味噌だれに柚子ポン酢をしのばせることで、上品な味わいになります。

カレーおでん
定番おでんも、せっかくなので変わりダネに挑戦してみましょう。通常のおでんのだしにカレー粉を加えることで、スパイシーな香りが食欲をそそります。体の温め効果もアップしそうなメニューですね。

体に優しい大根。冷凍で毎日活躍させて

大根は、豊富な食物繊維を含むことから整腸作用に優れ、疲労回復を助ける必須アミノ酸、リジンもたっぷり。さらに生で食べる大根おろしには消化を助けるジアスターゼも含まれています。食べておいしく、体をいたわる栄養素もありがたい野菜といえるでしょう。上手に時間を短縮して、さらにレパートリーを広げていきませんか。

(文・なかたり)


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