信頼される在宅ワーカーになるために、最低限おさえておきたいビジネスマナーを3つご紹介します。「この人なら安心して仕事を発注できる」と思ってもらうことが、次の仕事の依頼や収入面でのステップアップにつながりますよ。

1.「納期」は必ず守る!「ホウレンソウ」も忘れずに

在宅ワークで仕事をするうえで、「納期厳守」は大前提です。スケジュールの立て方や、万一への備えがポイントとなります。

できる在宅ワーカーは、納期前に「自分の納期」を設定する

仕事を受注したら、まず納期に向けて作業スケジュールを立てます。ここでポイントとなるのは、発注者の納期の2~3日前に自分の納期を設定すること。全て自己責任、代わりがいない在宅ワークでは、常に前倒しを意識し、さまざまな事態に備えて動くことが仕事の成功につながります。しっかりと備えができていると、急な子どもの病気など、予期せぬトラブルが起きても慌てずにすみます。

経過を知らせて安心感を持ってもらう

作業が始まったら、発注者に進捗状況をこまめに報告しましょう。その時どきで、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を怠らないことが、発注者から信頼される在宅ワーカーになる第一歩です。

非常事態こそ連絡は速やかに

それでも万が一、納品が期日に間に合わないような状況となってしまったときは、できるだけ早く発注者に相談しましょう。相談は、「提案型」でできるとなおよいです。
「どうすればいいですか」ではなく「このように対応させていただきたいのですが、いかがでしょうか」と伝えるようにします。自分ができるベストな方法を模索し、提案する姿勢が大切です。

在宅ワークは、就労場所が自宅であるだけで、仕事をするうえで大切なことは、会社勤務などの仕事と同じです。会社勤務の経験がある方は、それを活かしながら在宅ワークに向き合うことで、信頼される在宅ワーカーに近づくことができます。

2.「守秘義務」を徹底しよう。常に細心の注意を!

自宅で仕事を行う在宅ワーカーにとって、守秘義務の徹底は最重要事のひとつといえます。自宅で仕事をしていても社会人としての自覚を持って、常に細心の注意をはらうようにしましょう。

友人知人はもちろん、家族にも仕事の詳細は話さない

自宅で仕事をしているとき、お子さんに「ママ~、何やってるの?」「これな~に?」などと聞かれることが多いと思います。しかし、相手が小さな子であっても、仕事の詳しい内容について話してしまうのはNGです。気持ちがゆるんで、「うっかり」話してしまうことがないよう注意しましょう。

パソコンには常にパスワードをかける

パソコン前を離れるときは、パソコンはロック画面になるように設定するのが常識です。
トイレや急な来客、家事などでパソコンの前を離れるとき、パソコンはロック画面になる設定にしていますか?画面を出したまま席を離れると、画面の内容から仕事の詳細がわかってしまいます。在宅でひとりの時間に仕事することが多いから、と気をぬかず、環境は整えて仕事にのぞみたいものです。また、パソコンを家族と共用している場合は、自分のアカウントでログインできるように設定しましょう。

資料の保管場所や廃棄の方法は適切に

仕事で使う資料は、鍵のかかるキャビネットに保管しましょう。また納品が終わり、使わなくなったものは、発注者に指示された方法で返還や廃棄など、速やかに処理するようにします。

守秘義務を徹底することは、発注者の安心と信頼につながります。在宅ワークの環境づくりの部分です。しっかりと整えていきましょう。

3.メールは送信前に必ず見直しを!

発注から受注、納品まで、在宅ワークはメールに始まり、メールに終わるといっても過言ではありません。ビジネスメールのマナーのポイントを確認しましょう。送信前に読み返しを徹底すれば、ミスは防ぐことができます。

  • 冒頭に会社名・部署名・名前(○○様)を書く
  • ビジネスであることを常に意識し、なれなれしい言葉づかいをしない
  • 誤字脱字や誤変換がないか。
  • 文章は簡潔でわかりやすいか。冗長にならないよう注意!
  • 尊敬語と謙譲語の使い方を見直す。誤った日本語は失礼にあたる
  • あて先はまちがっていないか。TO・CC・BCCの使い分けは適切か
  • 終わりには自分の署名(屋号や連絡先など)をつける

なお、相手や状況によって連絡手段を変えることも必要です。緊急の場合はメールだけではなく、電話などの手段も合わせて使いましょう。また、最近はSkypeやチャットワークなどのチャットで連絡を行うことも増えていますが、ビジネスツールとしての基本は同じです。

ビジネスマナーは在宅ワーカーの信頼の土台

在宅ワークを行ううえで必要な3つのビジネスマナーはいかがでしたか。大切なことは、ビジネスとして仕事をするうえで、守るべきルールやマナーは在宅ワークも会社勤務も変わらないということです。在宅ワークはオフィスが自宅という特徴はありますが、だからこそ必要な緊張感や配慮があることを肝に銘じましょう。

発注者からの信頼や信用は、在宅ワーカーとして仕事を続けていくうえでなくてはならない重要なものであり、ビジネスマナーを守って誠実に仕事をすることで培われていくものです。ビジネスマナーやルールをいつも意識して在宅ワークと向き合いたいですね。

文・いそぎんちゃく/株式会社キャリア・マム


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