在宅ワークをスムーズに行うためには、夫をはじめ家族の理解が欠かせません。自宅で仕事をすることを夫に理解してもらうには?在宅ワーカーが夫と上手に向き合うために必要な3つのポイントを解説します。

1.「在宅ワーク」という働き方を説明し、理解してもらう

まずは、在宅ワークがどんな働き方なのか夫に説明をしましょう。伝えるべきことは次の3つです。

在宅ワークの仕事の流れや会社員との違い

  • 受注から納品まで、インターネット上ですべて進むこと
  • どうやって仕事を得るか
    インターネットのクラウドソーシングや仲介業者、
    その他(知り合いからの直接受注など)
  • 会社員とはどう違うか
    通勤の必要がなく、時間の自由がきく

在宅ワークを始めたい理由

次に、なぜ自分が在宅ワークという働き方を選ぶのか、始めたい理由を伝えます。社会の一員として働きたい、収入を得たい、これらを育児と両立しながら達成したい……。在宅ワークにたどり着くまでのプロセスやあなたの思いを伝えましょう。

仕事時間や収入など具体的な話

そのうえで、稼働時間や収入の見込みなど、具体的な話を進めていくとよいですね。子どもが幼稚園や学校に行っている時間のみ働くのか、夫の協力を得て、土日や祝日も仕事をするのか。収入については、夫の扶養内で働くのか、それ以上をめざすのか。自分の場合はどうするのか、夫の希望も交えて話し合いをしてみましょう。

大切なのは、夫の意見をしっかりと聞いておくことです。あなたの夫は女性が働くことについてどう考えていますか。賛成なのか、反対なのか。家事には協力的なのか、そうではないのか。それによって着地点も変わってきます。在宅ワークを始める前に、時間をかけてお互いの方向性を確かめ合っておくことが大切です。

在宅ワークという働き方を選ぶことは、家族にとってもメリットがあることをパートナーである夫に理解してもらえるとよいですね。

働き始める前に夫と相談しておくこと

では、実際に夫に協力してもらうのは、どんなことでしょうか。3つのポイントを具体的に見ていきましょう。

家族のスケジュールや分担

子どもの習い事送迎の担当や家事の分担、夕食の時間。今までと比較して変化があるなら、前もって相談して夫の理解と協力を得られるようにしておきましょう。また子どもにも理由をそえて、納得してもらえるまで、丁寧に伝えましょう。

ママの仕事場をどうするか

仕事場所はリビングにするか、個室にするかをまず決めましょう。自宅は、家族にとってはくつろぎの場所です。ママが仕事に集中できる場所であることは大切ですが、家族が心休まる空間であることも大切なこと。双方にとって心地よい空間を作るにはどうしたらよいか。夫や子どもの意見もよく聞きながら、一緒に考えていきましょう。

仕事に必要なツールをどう準備するか

パソコンは夫と共有(パスワードの設定を忘れずに)するのか、それとも新たに自分用として購入するのかを決めましょう。また、スーツなどの初期費用はどこから捻出するのかも話し合っておきましょう。

在宅ワーカーとしてステップアップしたいなら、稼働時間を増やすことも必要になってきます。在宅ワークを始める前はもちろん、実際に始めてからも、先をみすえての話し合いをたくさんすることが、夫とスムーズな関係を築くコツだといえます。

これだけは忘れず!「夫への感謝の気持ち」

在宅ワーカーとしてスタートしてからも、ときどき振り返りの時間を持つことが大切です。

  • 忙しさを理由に、最初の約束(稼働時間や役割分担)を忘れていませんか
  • 自分のスキルについて見直しをしたり、スキルアップする姿を夫にも見せていますか

仕事の大変さを感じたら、毎日働く夫への感謝の気持ちがわいてくるはずです。その気持ちは、必ず言葉に出して伝えましょう。在宅ワークで得た収入で、たまには家族の外食のお金を出してみる、夫にプチプレを買ってみるなど、感謝の気持ちをカタチにしてみてもよいかもしれません。いまの仕事の成果と在宅ワーカーとしての今後の目標や将来像、そして夫への感謝の気持ち。目に見えると、さらなる理解へつながるはずです。夫への感謝の気持ちを表しつつ、自分が努力する姿勢をみせ続けることで、お互いの理解と絆を深めていけるとよいですね。

コミュニケーションをしっかりとって!

在宅ワークは、外からは見えにくく、理解されにくいところがあります。だからこそ、在宅ワークを始める前はもちろん、始めてからも話し合いをたくさんしましょう。最初はうまくいかなくても、試行錯誤の繰り返しで少しずつよくなっていくもの。お互いに理解し合おうという気持ちを大切にして、前向きに話し合いや試行錯誤を重ねていきましょう。
家族のことをより優先したいと思い、在宅ワークを選んだ方は多いのではないでしょうか。その初心を忘れることなく、家族ととことん話し合うことで、よりよい関係が築けるとよいですね。

文・ いそぎんちゃく/株式会社キャリア・マム


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