通勤していないし、ママ友とのランチには行く。本当に仕事をしているの?となかなか理解してもらえない在宅ワーク。しかし、この働き方を周囲に理解してもらうのは大切です。今回は、ご近所や友達とのつきあい方を紹介しますね。

認知度が低い在宅ワーク。他人に理解されなくても気にしない!

注目されているとはいえ、在宅ワークの認知度は、まだまだ低いです。自分は先駆的な働き方をしているのだ、という意識を持つとよいでしょう。

内職と勘違いされやすい

在宅ワークは、内職と勘違いされたり仕事であると認識してもらえなかったりと、なかなか理解してもらえないのが現状です。ほとんどの場合「家で仕事をしている」というと、「シール貼りとか内職のことでしょ」と言われてモヤモヤした気持ちになる、という人も多いです。

内職と言われても、「困ることはない」と割り切る

仕事内容をおおまかに話してみても、「家でのお仕事って、内職よね?」という反応しか見られないこともよくあります。ですが、それで困ることは何もないのです。下記のように、返せばよいのではないでしょうか。

  • 「今はパソコンを使ってインターネット上で仕事ができるの」と説明してみる
  • 「そんなものよ」と言って軽く流しておく

プライドが傷つけられたなどと思わず「自分が新しい働き方を知っているのだ」と前向きに考えましょう。案外、話してみると在宅ワークという働き方に興味を持つママも多いものです。

仕事を理由に断りづらいおつきあいはどうする?

相手との関係により、お誘いを断りにくいときがありますね。ましてや在宅ワーカーだ、とわかっている相手だと、「時間調整は自由にできるんでしょ?」と言われてしまうことがあるかもしれません。実際に仕事がつまっていて、今回はお断りしたいという場合は、次のような対処が望ましいのではないでしょうか。

  • 状況によっては予定を合わせる
  • 「○日は参加します」「○○ならできます」など否定的な断り方だけではなく、できることを伝える
  • 忙しいときは事情を説明してハッキリ断る

外勤やパートとして働くママはシフトなど、労働時間が事前に決まっています。お誘いを断りたいときは、その日は夕方までシフトが入っているから、と伝えれば済んでしまう部分がありますね。こういった場面では、たしかに在宅ワーカーは対応が難しいのですが、マイナス面ばかり見ず、「時間の融通が利くからこそ、子どもの行事などに参加しやすい」とプラス面に目を向けましょう。行事や、おつきあいの集まりに参加するということは、いろいろな場面でご一緒するご近所さんやママ友達とコミュニケーションを深めるチャンスであることも忘れずに。

身近なニーズが仕事につながる!?PTAや地域活動で仲間作り

子どもの学校のPTA活動などは、仕事とは関係ないから、と決めつけていませんか?在宅ワーカーにとっては、意外なところで仕事につながる部分が出てくることがあります。

PTA活動がプラスになる?

PTA活動は、実は公私ともにさまざまな点でプラスになることがあります。

  • 子どもや学校の様子がわかる
  • 先生や保護者の知り合いが増える
  • いろいろな人の、いろいろなスキルを目にする
  • IT機器を扱えるようになる
  • コミュニケーション能力が身に付く
  • 地元の情報が手に入る

ちなみに、私の子どもが通う小学校では6年間のうち1回はPTA役員をするルールがあります。ワーママも専業主婦のママもいますが、それぞれ得意分野を活かして活動しています。たとえば、パソコン操作が得意な方は議事録や報告書の作成、カメラが趣味という方は広報紙作成、話すのが上手な方は司会などを担当しています。このような経験は、在宅ワークをする上でも立派なキャリアになります。

ご近所や商店街にも仕事がある!

防災イベントやボランティアなど地域活動に積極的に参加するのも大切です。特に、地元に長く住んでいる方は重要な情報源です。自営業の方や中小企業とのつながりがあるかもしれません。「在宅ワークをしている」とアプローチすると仕事に発展する可能性があります。名刺やポートフォリオ(作品集)を作成して、自分にどういうことができるかを説明できるようにしておくとよいでしょう。

在宅ワークの孤独を癒す、頼れる友達の存在

ひとりで完結できる在宅ワークは面倒な人間関係がありませんが、仕事の愚痴を言ったり相談したりできる仲間が近くにいません。このような状況で、大きなプレッシャーを感じたり精神的に落ち込んだりすることがあります。そんなとき、助けてくれるのが顔の見える友達です。

パソコンから離れて……

1日中パソコンに向かっていると、心身ともに疲れてしまいます。たまには、外の空気を吸うことも必要です。フルタイムで働くママと違い、時間に融通が利く在宅ワーカーだからこそ、ママ友達や学生時代の友達と会う時間を作ってみましょう。会うだけで、孤独感から解放されます。

人付き合いが苦手な方におすすめ!交流会やオフ会

スマホやタブレットの普及から直接的なコミュニケーションが減り、人付き合いが苦手という方が増えています。これでは在宅ワーカーも孤独になるばかり。ぜひ、在宅ワーカー向けの交流会やオフ会に参加しましょう。気になる在宅ワーカーさんに出会えたら、名刺交換をして帰宅後にメールを出してみるのもおすすめ。顔の見える在宅ワーカーがいると、相談できたり話し相手になってくれたりと安心できます。

インターネット上にはない在宅ワークのニーズがある

日頃からご近所や友達との付き合いを大事にしている方は、在宅ワーク上での人付き合いも上手くいくはず。友達やご近所の集まる場所へ出掛けて人脈を広げましょう。もしかすると、インターネットでは手に入らないような仕事が獲得できるかもしれません。人付き合いが苦手という方も交流会に参加するなど、友達を作るところからはじめてみましょう。

文・ 一宮しのぶ/株式会社キャリア・マム


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