主婦にとって朝は戦場だとよく言いますが、朝食の準備に洗濯、子どもの送り出しが重なるこの時間、少しでも労力を減らしたいですよね。

ままのわの読者の方からも、こんな投稿がありました。

ママじゃなくても準備ができる、
保育園の準備に困らないグッズ置き場の選び方を教えてほしいです。

パパに頼むと、なんでも
「どうしたらいい?」
「あれどこだっけ?」
と聞かれてばかりで、全然任せられません。

パパに任せて、「じゃっ!」と外出したいです。

 

そこで、今回は3歳と1歳のお子さんがいる、整理収納コンサルタントの本多さおりさんに、子どもを幼稚園や保育園に送る準備についてのアドバイスをいただきました。

■衣類と同じ家事動線を意識する

まずは、幼稚園や保育園の準備について、必要なものを一度整理してみましょう。本多さんの子どもが通う保育園では、毎日以下のものを持っていく必要があるそうです。

  • 口拭きタオル×3枚
  • タオルエプロン×3枚
  • 手拭きタオル×1枚(※兄のみ)
  • 着替え上下と肌着×1枚
  • スタイ(よだれかけ)×3枚(※弟のみ)
  • コップ
  • 汚れ物袋
  • 連絡帳

こうしてみると、そのほとんどが布ものであることが分かりますよね。つまり、幼稚園や保育園の準備をするにあたり、意識すべき動線は洗濯動線ということになります。

さらに、本多さんによると、朝の忙しい時間にすべての持ち物をまとめるのは無理があるので、前日のうちにある程度の準備をしておくのが大事とのこと。では、実際に本多さんがどのように保育園の準備をしているのかを見てみたいと思います。

■本多流 毎日の保育園の準備術

本多さんの毎日の保育園の準備は、常に2日前からスタートしています。汚れ物袋に入って戻ってきたタオルや衣類を、本多さんはその日の夜のうちに洗濯しているそうです。

「洗濯は朝する方が多いかもしれませんが、朝の忙しい時間帯に洗濯をパスできると、時間と心の余裕につながるのでおすすめです」

夏場であれば夜のうちにベランダに干しておけば、日の出が早いので、昼前には洗濯物が乾いて取り込める状態になるのだとか。冬場は空気が乾燥しているので、寝る前に寝室に部屋干しすれば加湿効果も得られて一石二鳥です。保育園で毎日使うたくさんのタオル類やスタイは、洗濯機の乾燥機に任せておけば、朝起きたときには乾いているので楽なのだとか。

こうして、子どもと一緒に持ち帰った汚れ物は、次の日の昼には洗濯されて、取り込める状態になります。そして、ここからが保育園の準備のための、もう一つのポイント。取り込んだタオルや衣類は、クローゼットにしまうのではなく、保育園にもっていくものをまとめた袋にしまってしまいます。こうすることで、クローゼットにしまったタオルや服を、再び取り出して準備する手間を減らせるわけです。

ここまでくれば、保育園の準備はほとんど片付いたようなものですね。あとは、当日の朝に洗ったコップと記入した連絡帳を一緒に袋にしまえば準備完了です。

このスタイルで幼稚園や保育園の準備をするなら、それらをまとめるべき場所は、洗濯物をたたむ場所となります。子どもの衣類を新たに取り出して持っていきたいなら、クローゼットの近くもアリかもしれません。そこを定位置として、準備するもの一式をしまう袋を置いておけば、「どこにあるかわからない」「何を準備すればいいかわからない」ということはなくなりそうですね。

なお、このスタイルで幼稚園や保育園の準備をするのであれば、タオルや衣類は最低2セット用意しておく必要があります。そして、本多さんによると、そのセットの準備にもコツがあるのだとか。

■頭を使わない収納スタイルを

本多さんは現在2人の子どもを保育園に預けています。このように複数の子どもがいる場合に、本多さんがオススメしているのが、子どもによって用意する物の柄や色を統一するということです。

「例えば、タオルの柄を兄はクマ、弟はゾウというように決めておけば、洗濯物を畳んでから、それぞれの物を準備する袋にしまうまでがスムーズです。これが一目で分からないと、いちいち名札を確認しなければいけないので、余計な手間がかかってしまいます」

さらに、幼稚園や保育園に持っていくものを準備する袋にも一工夫。本多さんはアウトドア用のパッキングバックを使っているそうですが、これは巾着のように口を閉じることで、カバンに入るサイズまで中身を圧縮できるのだとか。幼稚園や保育園への送り迎えは毎日のことだけに、荷物はなるべく小さく手軽に持ち運べるよう、こだわってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

【Profile】
本多 さおり (ほんだ さおり)

整理収納コンサルタント。ひとりひとりに合った「片付けがラクで長続きする収納方法」の提案が人気。夫、長男(3歳)、次男(1歳)の4人暮らし。主な著書に『片付けたくなる部屋づくり』(ワニブックス)、『赤ちゃんと暮らす』『とことん収納』(共に大和書房)がある。
『暮らしは今日も実験です ―子どもと暮らす。母さんの工夫65― 』(大和書房)2019年2月21日発売。


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