働き方改革の実現に向けて、副業を容認する企業が増加しています。そんな中、本業とは別に、副収入を得る手段として「在宅ワーク」という働き方が注目されています。今回は、ワーママが副業として在宅ワークをする場合のポイントを一緒にみていきましょう。

「副業はOK?」就業規則の確認を

「簡単に始められそうだから」と、気軽に在宅ワークで副業を始めようと考えている方も多いかもしれません。しかし、本業が企業に勤める正社員の場合、副業禁止という就業規則のある会社は意外と多いです。

副業がNGとされる理由

本業がおろそかにならないように、ということは大前提ですが、競合他社への企業情報の漏洩や利益を害することが懸念されているからというのも理由のひとつです。

本業NGとしている企業の主な理由

  • 本業がおろそかになる
  • 企業情報が漏洩する恐れがある
  • 競合他社へ労務供与による利害関係の悪化

規則面でOKでも、やりきれるかはしっかり見極めを

たとえ就業規則で許されていても、日ごろの仕事をきちんとこなせていなかったり、何もかも遅れがちで周りに迷惑をかけていたりすると、「本業もできていないのに副業?」と言われてしまう可能性もあります。本業と副業にしたい仕事が両立できる内容かどうか、始める前に冷静に判断することが大切です。不安があるようならば、人事部や上司にあらかじめ相談しておくのもよいでしょう。本業のやるべきことをしっかりと果たしたうえで、副業にチャレンジするという姿勢が信頼につながります。

「本業」と「副業」はバランス感覚が肝心

本業と副業のバランスを保つためには、1日の時間の使い方を整理し、生活サイクルを調整する必要があります。

本業がフルタイム勤務。副業を選ぶポイントは?

本業が会社勤務などのフルタイムであれば、通勤時間や家事育児にかかる時間も含めたうえで、副業にかけられる時間をどれだけ確保できるのかしっかり把握しておくことが大切です。例えば、平日昼間は会社勤務、夜と土日は副業となると、生活のリズムが大きく変わるので、家族への影響や求めるサポートも変わってきます。まずは家族と話し合って、自分の想いやなぜ副業を始めたいのか(「お金のため?」「やりがい?」「将来のため?」)を伝えて、理解を得ることが肝心です。副業をしたい理由によって家族のサポートや取り組む姿勢も変わってくるはずです。

ゆとりを持ったスケジュールでのぞむ

また、スケジュールをぎっしり詰めてしまうと、家族や自分自身の体調不良など突発的な事態に対応できなくなります。これでは、本業・副業ともに多大な迷惑をかけることになってしまいますね。ストレスをためないスケジュールを組むことが、本業、副業ともに長く続けるポイントになります。

副業に向いている「在宅ワークの種類」

在宅ワークの種類はいろいろとありますが、本業がある場合は生活のスキマ時間を利用して副業を行うことになります。初めは、単発かつ短時間でできる仕事で、趣味の延長として楽しみながらできる内容が適しています。

副業に向いている単発の仕事例

  • アンケートモニター
  • 座談会やグループインタビュー
  • ミステリーショッパー(覆面調査)
  • イベントなど、指定されたテーマの写真撮影

最初から副業で安定した収入を得ることを目的にすると、本業との両立が難しくなることが考えられます。まずは、無理なく始められて、「合わなければ次はやらない」という仕事内容であれば、本業、副業ともに迷惑をかけることはありません。
時間の使い方になれてきたら、継続的な在宅ワークにチャレンジするのもおすすめですが、選ぶ仕事にはルールがあります。

副業を選ぶときのルール

  • 本業の競合にあたるような副業は行わない
  • 本業で得た情報を使うような副業は行わない
  • 本業/副業ともに利害を及ぼす情報操作は行わない

副業で在宅ワークを始めるために

在宅ワークは、空いた時間を有効に使って報酬を得ることができる、自由度が高い働き方です。しかしながら、個人事業主としての責任は大きいので、本業をしながら両立させることは簡単ではありません。本業をおろそかにすることなく、情報管理など高いリテラシーレベルをキープする努力を続けることが副業をするうえで重要になります。

また、副業として在宅ワークを始めるのであれば、1日の時間の中でどれくらい仕事時間を確保できるのか把握して、生活リズムを整えることも大切です。心身ともに無理をすると、本業、副業ともにうまくいかなくなるものです。本業の職場仲間や家族に理解を求め、サポートをしてもらえる環境を作りましょう。

文・ 秋山祐子/株式会社キャリア・マム


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