子どもに寄り添いながら在宅ワークをする。実際には、どんな生活なの?と思うワーママも多いことでしょう。今回は、幼稚園に通うお子さんをお持ちの在宅ワーカーの齋藤さんに、お子さんとのエピソーや将来について考えていることを伺いました。

―いま、在宅で取り組んでいるお仕事について教えてください。

Webサイトに掲載する記事の執筆をしています。必要な情報をインターネット上から収集し、決められた文字数を守りながらわかりやすい文章にまとめる仕事です。豊富なWeb記事の中から読者に選んでもらえるように、注目を集めるタイトルやリード文を心がけています。

また、難しい言葉はなるべく使わず、全体の文章にリズム感を持たせることで、読者が楽しく読めるよう工夫しています。私の場合、何度も推敲を重ねて原稿を完成させるため時間はかかりますが、自分の書いた記事がWebページに掲載され、報酬もいただける達成感は大きいです。作家になりたいという夢があるので、ライティングのお仕事は文章上達の練習にもなっています。

―どうして在宅ワークをしようと思ったのですか?

息子が2歳を過ぎたころから、育児の合間に自分の時間がもてるようになりました。短い空き時間に何かできないかと考え、趣味だったエッセイや小説の執筆活動を再開したのです。すると、子育て中の経験を書いたエッセイで大賞受賞、短編小説が入賞と、自分の文章に自信が持てるようになりました。この特技を活かして仕事ができないだろうかと考えたとき、数年前にテレビの特集番組で紹介され、登録していた在宅ワークの会社を思い出しました。ホームページを覗いてみると、未経験者可と表記のあるWebライティングの募集があり、さっそく応募。それから現在に至るわけですが、初めて自分の記事がWebページに掲載されたときの感動は今でも忘れられません。
 

―それまでの仕事といまの仕事を比べて、よかったこと、困ったことは?

会社員時代は職場が家から遠く、往復3時間の通勤時間がありました。今はパソコンを開けばそこが職場です。息子を幼稚園に送り届け、家に戻って一息ついたあと、すぐに作業を開始できます。

書くことに行き詰まったら家事をします。洗濯や掃除の最中に、よい言い回しを思いつくことがあり、一石二鳥です。納品期限を守れば好きな時間に仕事ができるので、息子と遊ぶ時間もしっかり取ることができる点も気に入っています。私の場合、1件当たりのライティング作業に多くの時間がかかるため、スピーディーな文章作成が今後の課題です。最近息子が「ママみたいにお仕事する」とパソコンでおはなし作りを始めました。自宅で仕事をする私の姿を見てくれているんだなと、うれしく思います。

―在宅ワークで目指していくところを教えてください。

現在、テーマに沿った記事を作成する初心者向けのライティングの仕事をしていますが、息子が大きくなり、まとまった時間を持てるようになったら、自ら取材に赴き写真撮影もこなす取材ライターに挑戦してみたいと考えています。在宅ワークはライティングの他にも一風変わった仕事が多々あります。多くの仕事を経験することは、小説のアイディアを得る絶好のチャンスでもあるので積極的に挑戦していきたいと考えています。ライティングを軸にその他の在宅ワークを組み合わせて収入アップも目指しながら、作家の夢を追いかけていきたいです。

―これから在宅ワークを始めたい方に向けて、ひと言

在宅ワークの一番の魅力は、やりたい仕事を自分で選択でき、自分でスケジュールを組めることです。気になる方は、まずは簡単な仕事から始めてみてください。きっとあなたにピッタリな働き方が見つかります。

-編集後記―

ママの働く姿を見ていたわが子が、「ママみたいにお仕事する!」と語る。自分の働く姿を常に家族に見せている在宅ワーカーにとって、こんなうれしい言葉はないものです。齋藤さんは、子育ての時間を大切にし、そのうえでご自身の将来について、しっかりとビジョンを持っています。家族のこと、そして仕事のことで、これからもいろいろな経験をされることでしょう。そんなとき、冷静に自分を見つめて物事の判断ができるということが、きっと強みとなっていくのだろう、と感じました。

文・ 株式会社キャリア・マム


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