子育てをしていると、住む場所や生活スタイルなどにしばられて思い通りの子育てができないことはよくあります。気づいていたならまだしも後から悔いが残ってしまうのは、ときにつらいものですよね。先輩ママたちの体験談を参考にしてみましょう。

笑顔で育てられなかった

仕事に家事にと忙しく過ごしていると、なかなか子供目線で一緒に過ごすことができません。といって、逆に一緒に過ごす時間があると子供の言動が目についてしまうこともあります。

赤ちゃん~3歳の時期に笑顔で育てられなかった

自分やパートナーの実家に頼れずに「ワンオペ育児」をしなければならないと、自分の休む暇がありません。そんなときは気持ちに余裕がなくなって、ついイライラしがちになってしまうもの。ままのわにも経験談が寄せられていました。

ウチは夫が激務や単身赴任で不在がちで、実家の親も高齢で頼れず。自我がでてきた2歳~3歳が一番辛い時期でした。写真を見ても目が死んでます…心に余裕がなく毎日、なんとか乗り越えていました。

 

本来ならもっとゆったり構えて接したいものですが、なかなかそうもいきませんよね。

厚生労働省は地域子ども子育て支援事業として全国の863市区町村にファミリーサポート・センターを設置しています。援助を受けたい人と援助を行いたい人をつないでくれるので、子育て経験者に育児のサポートをお願いできます。また、民間企業の家事代行サービスも増えてきました。

自分でやらなければと思いすぎず、時には積極的に家事にも休み時間を作って、お子さんと快適に過ごせるようにしたいですね。

目が届きすぎたせいで子供を叱りがちだった

逆に、育休を取ったり退職したりして仕事から離れて家庭に目を向けてきた場合でも、また違った後悔の声がありました。一番上のお子さんに厳しくしていたというものです。

うちは子供が2人の時より、1人のときのほうが結構細かくしかり続けていました。多分、見ようと思ったらいくらでも見続けられるから、細かいところも気になってしまっていたんだと思います。

 

1対1での子育てだと目が届きやすい分、いつも一緒にいるのが裏目に出ることも。子供と一緒に過ごす時間があると、遊び相手になるだけでなく、子供が失敗するのを見たくない気持ちから、子供が一人で試していることをつい手伝ってしまう場合がありませんか?

失敗を重ねるうちに偶然成功のポイントを発見すると、とてもうれしいもの。学ぶことや発見することの楽しさは、小さいうちの育ちの中にも隠されています。将来自分から何かに打ち込んでいく子になれるように、あえて見ないようにするのも大切ですね。

小学生時代に好きなことをさせればよかった

現在、中学生・高校生のお子さんをお持ちのママには、小学生時代の過ごさせ方を振り返って、もう少しのんびり過ごさせてもよかったかもしれないと思う方もいらっしゃいました。

マイペースさもその子の良さと考える

小学生のうちに学力の基礎を身につけたほうがよいと考えるご家庭は多いですよね。それだけに、学校の成績がふるわないと心配になるのも当たり前のように思えます。しかし、勉強に熱心に取り組まないことを心配するママに向けて、こんな声が寄せられていました。

後はどう育てても大きく性格や行動力に趣味嗜好は変わらないと思います。学力を伸ばしたいと望むなら学習塾に通わせるのも良いし絵が習いたいのであれば習わせてあげても良いし。だけど無理強いは長続きしませんし身にもつきません。

 

親が言われて何かをすると気分が乗らないという経験は、私たち親の子供時代にもありました。「やりなさい」と促すよりも、子供が必要になるまで待つか、自分から取り組みたくなるような環境を用意することから始めたほうがよさそうです。

競争がはげしくなる中学生以降ではできないこと

小学生時代の過ごし方として、伸び伸び過ごせる点を教えてくれたママもいました。

もしも絵を描くのが大好きだったら、思う存分かかせてあげるのもいいかもって思います。
中学などに入ると、いやでもテストや部活で順位がついたりもするし、競争の中に入っていかなければならないですよね。まだ小学生だし、あまり考えすぎなくてもいいのかな?とも思いました

 

最近では学校によって異なりますが、中学校からは定期テストで順位付けされるようになります。自分と他者の比較をして悩むことの増える思春期には、こうした競争や劣等感で心が占められて、思う存分何かを楽しむのが難しくなります。

中学受験を考えていらっしゃる場合はまた違った事情もあるかもしれませんが、子供自身のやりたいことをできる時間と場は確保したいですね。

育児に正解はないけれど子供目線は忘れない

お子さんがどのように育っていくか予測するのは難しいです。家庭から離れていくほど友人などお子さんの人間関係や人生のできごとなど未知の要素が関わってくるので、子育てにもたった1つの正解はありません。ただ、できるだけその時や近い将来の子どもの目線をもつつもりで育児の方針を立てていきたいですね。

(文・竹原万葉)


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