2019年GWは待望の10連休。しかし、長期休暇はかえって自由に過ごせずケンカになってしまうご家庭も少なくありません。どんなパターンがあり、またどう予防・対応していったらよいのでしょうか?実際の体験を参考に考えていきます。

長期休暇で起こるケンカ~自宅編

いつもは別々に過ごしている家族が、一つに集まって過ごすことになる長期休暇。改めて、どのようなシチュエーションでケンカが始まりやすいか、実際の体験から振り返ってみます。

自由時間がない!

ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇の場合、めいっぱい予定を詰め込むよりも、一部の日数をリラックスや家事のためにとっておくという人も多いのではないでしょうか。

自宅でリラックスしたり家事をしたりする時に困るのが、自由時間の確保。家族によって「休む」スタイルが異なる場合はなおさらです。例えば、わが家でもっともありがちなのは、夫婦は睡眠不足を補いたいのに、子供が真っ先に起きてしまうケース。また、私は楽器を弾いて楽しみたい一方、夫はテレビで映画を、子供はテレビで録画していた番組を見たいという場合にも、だれかがだれかに譲る形になります。

それが何日か続くと、欲求不満が溜まってしまいますよね! 「さっき見たじゃない」「いつでもできるでしょ」などの言い争いに発展すると大変。楽しい休暇が台なしになってしまいます。

やりたいことを書き出して家族でシェア

子どもが小学生になると休暇の希望も増えてきます。夫婦の家事分担と、家族全員の希望の調整のため、わが家では長期休暇以外でも、ホワイトボードに「今週末やりたいこと」などの希望を各自が書くようにしています。

書き出すと、目に見える形でそれぞれの「やりたいこと」を把握できますし、必要時間も大まかにわかります。事前に天候を調べ、インドアでできること、アウトドアでないとできないことを上手くカレンダーに配置して、家族みんなのやりたいことが済ませられるようになってきました。

家族とはいえ、譲り合う気持ちと、欲求も満たせるバランスの良いローテンションが大切ですね。

長期休暇で起こるケンカ~外出先編

長期休暇では、多くの人が同時期に移動することから高速道路の渋滞や観光地、商業施設の混雑が起こりえます。そんな外出先でのケンカの例と対策を考えてみます。

渋滞に巻き込まれてイライラしてしまう

自宅周辺の交通事情は把握していても、出かけた先の混雑まで予測するのは難しいことが多いですよね。さらに、子どもが小さいうちはオムツ交換のタイミングや授乳、食事のタイミングなども考えておかなければなりません。多少大きくなっても、やはり思うように行かないと子どもはぐずったり機嫌を悪くしたりします。大人もつられてイライラを増して、親子でのケンカや夫婦ゲンカに発展することもありますよね。

集中して運転するには、最低でも2時間に一度、できれば1時間~1時間半程度に一度は休憩が必要といわれます。渋滞に巻き込まれると、つい時間を節約しようと休憩回数を減らしたくなるもの。しかし、休暇の質を考えると、適切に休憩をとったほうがトータルでは楽しい休暇を過ごせるのではないでしょうか。

高速道路の大きめのサービスエリアでは、親子で入れるトイレだけでなく、最近は子供用のトイレが設置されている例も多いです。子供や車椅子の方の使える洗面台や、多目的トイレも完備されていることがほとんど。トイレ休憩がてらB級グルメ探しをするのも案外楽しいですし、気持ちも切り替えやすいですよ。

待ち時間にうんざりしてしまう

目的地ではアトラクションに長蛇の列が! 「待てる?」と訊いて「待てる!」と返事をした子どもや家族が、並んでいる途中で疲れてきてしまったり、待ち時間の長さにグチをこぼしたり…。ベビーカーなどがあればいくらかは楽ですが、抱っこひもを使えなくなった頃からは抱っこもおんぶも大変になってきます。夫婦で交代におんぶに抱っこを続けても、親も立ったままで待つ状態だと疲れるものです。

待ち時間対策として、わが家では「座って楽しめる観光を選ぶ」ようにしています。例えば、遊園地などなら、家族でゆったり座って楽しめる観覧車やスワンボートなどを選びます。これらは比較的待ち時間が短いので親子ゲンカや夫婦ゲンカに発展する前に順番が来ます。利用時間のうちに体力と気力を回復できるので、その後もスムーズです。

無理して帰らず余裕を回復するのもあり

長期休暇中の外出先での疲れやストレスは溜めないのが吉。

以前、ゴールデンウィークに東京湾アクアラインを通って千葉県内に遊びに行った際には悩まされました。行きのアクアラインで渋滞。さらに、目的地最寄りの高速道路を下りてから現地入りまで渋滞。昼ご飯はすんなり取れましたし園内でも楽しめましたが、車の混雑に大変悩まされました。

日が暮れ始めて帰ろうという頃、すでにアクアラインは大渋滞。そこで、近隣のスーパー温泉で食事と入浴を済ませることにしました。予定していたよりも帰路につく時刻は数時間遅くなってしまいましたが、家族みんな笑顔で帰ることができました。

家族でも譲り合いと気づかいを心がけたい!

長期休暇は家族で過ごす時間を楽しむのに良い機会である一方、つい個人の都合を忘れてしまいそうになります。当たり前と思ってしまわずに、譲り合いや気づかいを心がけて、家族みんながそれぞれに、また、一緒に楽しめる長期休暇を過ごせるようにしたいですね。

(文・竹原万葉)


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