たとえ便利な家電が登場して家事が楽になりつつあるといっても、それでも家事負担は大きいもの。イクメンという言葉が生まれて、育児介入するパパは増えていますが、はたして家事はどうでしょうか?

家事負担はまだまだママに偏っているという家庭も少なくないのでは?

夫婦の家事の分担 夫の割合は14.9%!

そもそも一般的に、夫婦の家事分担は、どのように行われているものでしょうか。夫婦の働き方や生き方は家庭ごとに様々だから、その相場観を知ることはなかなか難しいものですが、厚生労働省の調査結果がヒントになりそうです。

同省が実施する「第5回 全国家庭動向調査」(2013年)の結果によると、夫と妻の家事分担割合は、妻が85.1%に対し、夫が14.9%とやはり、まだまだ妻の負担が多いことがわかります。

しかし、第2回調査が行われた1998年は、妻が88.7%、夫が11.3%だったことから、だんだんと夫の家事負担割合は増えつつあるようです。

夫が行っている家事の種類の1位は「ゴミ出し」

では、具体的には世の夫たちはどんな家事を行っているのでしょうか?

同調査によれば上位5項目は、「ゴミ出し」が一番多く、40.6%。次いで、「日常の買い物」36.6%、「食後の片づけ」33.1%、「風呂洗い」29.1%、「洗濯」26.0%となっており、やはり力が必要になる家事において、手伝いを行う夫は多いようです。

実態は意外に夫に甘い・・共働き夫婦のリアルな家事分担

家事負担に理解のある夫を持つ妻であれば、夫に家事を積極的にお願いすることもできますが、なかには家事負担への不満から、夫との離婚を考え始める妻もおり…。「家事離婚」という言葉も登場しています。

夫の家事負担について、働くママたちはどう考えているのでしょうか? ワーキングマザーのコミュニティ『ままのわ』のトピックス“家事離婚って?皆さんは家事の分担、どうしていますか?”には、次のような声が寄せられています。

“そんな言葉あるんですねー。
初めて聞きました!
家事で離婚なんてできる時代なんですね。
うちの場合は共働きで、私が時短中なので、平日はほぼ私がやってます
ですが、夫もできるときはいろいろとやってくれますよ。”

 

“家事は分担、と言いつつまだまだ下の子に手がかかるから、半分以上夫頼み。
共働きで、育休中以外は同じくらい稼いでるから当然かな”

 

“家事離婚かぁ初めて聞いたわ
それで離婚できるって世の中変わりましたね
うちは何もやらせてはないです
やらせたら中途半端面倒くさいし
やる気が出たらやってて感じです
後は疲れた生理前とか
休みの日とかにやってもらいます”

 

コメントを見ると、実際には離婚を決意するほどの不満を感じているという声は少なく、おおむね、現状の分担には満足している家庭は多いようです。

いざという時は頼りになる関係づくりが重要

夫との家事負担の割合の違いをきっかけに離婚を考えるほど、苦しい状況である家庭は少ないようです。ひょっとすると、本当に困った時には助け合える関係性が築けているからこそ、不満を抱えるママたちが少ないのかもしれませんね。

毎日は手伝ってくれなくても、いざという時は頼りになる。日ごろから、そんな信頼関係を築くことが重要です。

(文・団子坂ゆみ/考務店)

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