ここ数年で一気に知名度をあげた印象のある「水信玄餅」。丸くて透明でぷるるんとした見た目は、涼感いっぱいで、まさに夏向けスイーツです。そんな水信玄餅は、なかなか購入しづらいことでも有名ですが、実は材料さえそろえば、自宅でも簡単に作れることをご存知でしょうか?

予約不可のレアスイーツ・水信玄餅

そもそも水信玄餅とは、明治35年創業の金精軒製菓株式会社が製造・販売している和菓子です。山梨県北杜市内の「金精軒台ヶ原本店」と、山梨県韮崎市内の「金精軒韮崎店」のみで販売されており、そう簡単に購入することができません。

…というのも、水信玄餅は“食感のみを追求したお菓子”で、運搬ができず、日持ちもしないため、インターネットからの注文や電話予約、通販などには一切対応していません。購入するには、同社ウェブサイトに掲載されている販売期間中の土日に、前述の店舗まで足を運ぶ必要があります。しかも、店舗に行ったとしても1日700食限定で賞味期限30分。午前中で売り切れてしまうことがほとんどなので、購入できない可能性もある、とてもレアなスイーツなのです。

水信玄餅を自作にするには材料が重要

前述の通り、水信玄餅は入手しづらいのが難点ですが、自作して水信玄餅“風”を作ることは可能。しかし、材料をそろえるのが、やや難しいかもしれません。

まず必要となるのは、「アガー」と呼ばれる凝固剤。一般的なゼリーを作るためには、寒天やゼラチンを使用しますが、アガーはそれらよりも、仕上がりの透明度が高くなり、美しい光沢と“ぷるるん”とした食感が特徴です。しかし、アガーはスーパーなどでは取り扱いがないことが多く、購入しづらい…。近所で見つけることができなかった場合は、Amazonのような通販サイトで購入しましょう。

さらに、もうひとつ必要になるのが、水信玄餅の形を作るための丸型。大きめの丸氷を作るための製氷皿がベストで、100円均一ショップなどで購入できることもありますが、取り扱いが終了していたり、売り切れてしまっていたりする可能性もあります。アガー同様に、見つけられない場合は通販サイトで購入し、取り寄せてください。

ぷるるん食感の水信玄餅の作り方

アガーと丸形の製氷皿を用意できたら、その他の材料は簡単にそろえられるものばかり。水信玄餅の作り方は…。

【材料】

・アガー…10g
・水…500cc
・砂糖…大さじ2
・きな粉…適量
・黒蜜…適量

【作り方】

(1)鍋にアガーと砂糖を入れて、よく混ぜ合わせる
(2)1に少しずつ水を加え、ダマにならないようよく混ぜる
(3)水500ccをすべて入れたら、中火にかけ、混ぜながら沸騰させる
(4)沸騰後は弱火にして、2分ほど加熱する
(5)4の粗熱がとれたら製氷皿に入れて、冷蔵庫で冷やし固める
(6)器に製氷皿から取り出した水信玄餅を盛り、きな粉と黒蜜を添えたら完成

水信玄餅のなかに、フルーツなどを入れると、見た目がさらに華やかになりますよ。

子どもと一緒に楽しむのもアリ!

透き通った美しさをもつ水信玄餅。せっかく作るなら、ひとりこっそり食べてしまうのはもったいないです。子どものおやつに作ってあげたり、ママ友を自宅に招いたときに用意しておいたりしたら、喜ばれるはず!

(文・奈古善晴/考務店)


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