ここ数年、よく耳にする「ワンオペ育児」という言葉。この「ワンオペ」とは、飲食店などの営業をひとりでまわしている状態、「ワンオペレーション」のことです。そこから派生して「ワンオペ育児」という言葉が生まれたようです。これはなんらかの事情でひとりで育児をしている状態のことを意味しています。

仕事が忙しすぎる夫が悩みのタネ

ワーキングマザー向けコミュニティ「ままのわ」に投稿されたのは、「夫が多忙な方、どう乗り越えてますか?」という質問。

投稿主の夫は自営業で、ほとんど休みがないほど多忙。子どもの散歩などには付き合ってくれますが、仕事の電話やメールも多く上の空だと感じることが多々あるとか。

また、家事や育児においても必然的にワンオペになってしまい、心身ともに疲弊し不満をぶつけたところ、「仕事を辞めるわけにはいかないから、つらいなら実家に帰っていい」とまで言われてしまったそうです。

投稿主は、そんな忙しすぎる夫との付き合い方に悩んでおり、同じような境遇のママにアドバイスを求めています。

ただ「労いのひと言」がほしいだけ

この投稿には多くのコメントが寄せられていて、特に「仕事を辞めるわけにはいかないから、つらいなら実家に帰っていい」という言葉への違和感に共感の声が続々集まっています。

仕事辞めて欲しいとかでなく、こっちが欲しいのは「いつもお疲れ様」って言う感謝とねぎらいです。ひと言あるだけ違うのに…。

 

「お疲れ様」「いつもありがとう」など、ねぎらいの言葉がひと言あるだけでいいと考えるママが多数派。とはいえ、実際はそのひと言でさえもらえないケースが多く、ママたちはイライラを抑える対策をしているようです。

対策その1 夫に期待しない

最初から「夫に期待しない」ママは少なくない印象。投稿を見てみると、以下のようなコメントが散見されます。

私の解決方法は『旦那に期待しない』『働いてくれてるだけで有難い』です

 

旦那に期待しない、働いてくれるだけで有難い、ですね!割り切らないとダメですね

 

対策その2 パートで息抜き

仕事をはじめて、今はそれが癒し…というかきちんと会話の成り立つ大人と話せる、往復1時間強の運転中だけでも自分の時間が出来たので辞めたくないです。お給料がもらえるし

 

といったコメントもあり、子どもにベッタリになりがちなワンオペ育児では、会話がきちんとできる大人とのコミュニケーションが大事との意見も。そのきっかけのひとつが、パート。移動中のひとりの時間や、子育ての苦労や夫への不満に共感してもらえる大人との会話はストレス発散になるとのこと。

対策その3 夫不在でも割り切って乗り切る

投稿主と同様に、朝から晩まで働いて休みもほぼなし、さらにごみ捨てさえしてくれない夫を持つママは、

小さい頃からそんな感じなので、ワンオペ状態にも慣れましたし、逆に家にいると、あれこれ文句言われるし家政婦扱いされて、いつも以上に仕事が増えるので、私は居ない方が楽に感じてしまいます

 

夫がいないことで楽になると割り切った考え方で、ワンオペを乗り越えている方も。

感情をぶつけるのもあり

また、わかってもらえなかったとしても、感情をぶつけることはいいことだと考えるママも。夫に言いたいことを言って、泣いて、スッキリすることもあるといいます。

伝えたい事は伝えられるのでスッキリしてます。主人も私のあまりの迫力と涙涙にその時は申し訳なかったと思うようで3日間くらいはちょっと変わってくれます(笑)

 

いくら夫婦とはいえ、自分にとっては当たり前のことでも、相手にとってはまったく見当のつかないこともありますよね。感情をぶつけるとまではいかなくとも、自分の気持ちを伝える機会をつくることは大切ですよね。

自分なりのワンオペ回避術をみつけて

ここまで見てきた方法以外に、実家が近くなら頼るのもありだろうし、保育園の一時預かりやシッターサービスの利用など、きっとひとつは自分に合った解決法があるはず。仕事が忙しく、夫に頼れない状況なら、こうしたサービスの利用も視野に入れておくと気持ちが楽になるのではないでしょうか?

(文・三軒茶屋すみ子/考務店)


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