ワーママの切実な悩みである、待機児童問題。保活っていつから?何からはじめたらいいの?と不安な方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを抱える働くママのために、「保活」の流れを解説します。

共働きママ必見!保育園への見学はいつにする?今どきの保活事情

出産前から「保活」は始まっている

産休を取得したママのほとんどが、育休後に仕事復帰する予定ではないでしょうか。「保活は子どもが生まれてからするつもり」というママ、それは大間違いですよ!保活戦争は出産前から始まっているのです。ギリギリで慌てないためにも、早めに準備を進めておきましょう。

先輩ママに質問しよう

産休前からの情報収集が、保活では重要になります。
同僚のワーママは大きな情報源です。同じ勤務形態の同僚は、どこの保育園に預けているのか、どうしてその保育園を選んだのか、気になることはどんどん質問しましょう。また、近所のママや仲の良いママ友、インターネットも駆使して多くの情報を集めておくと、保育園選びを失敗しにくくなるかもしれません。

送迎圏内の保育園を探す

さまざまな情報を集めながら、自宅・保育園・勤務先の3点の通勤方法を考慮した『送迎圏内』の保育園を探します。送迎は毎日のことになるので、パパにも協力してもらい一緒に考えましょう。

  • 電車通勤の場合:通勤ラッシュ、乗換の有無など
    (小さな子どもを連れての乗車は、思った以上に大変です。)
  • 自動車通勤の場合:道路状況の確認
    (渋滞はどうか。通学路になっていると、時間帯によっては自動車通行不可の場合も。)
  • 自転車通勤の場合:道のりの確認
    (坂道や危険な道はないか。天候不良のときはどうするか。)

子どもは体調を崩しやすいので、保育園からの突然の呼び出しも考えられます。そんなとき、すぐに迎えにいけるか、または両親などの協力は得られるか(その場合、実家から保育園へのお迎えは可能か)も忘れずに、保育園選びは慎重に行いましょう。

行動は早く!保育園に見学予約を

送迎圏内の保育園を絞ることができたら、次は実際に見にいきます。
保育園の中には、見学していないと入園できない園もあるので、気になる保育園があればどんどん見学にいきましょう。出産前後はなかなか動けないので、前もって見学時期を決めておくとスムーズに保活を進めることができますよ。
しかし、希望の保育園へ見学予約をしようとしたのに、「予約できなかった」という意見も。

予約の受付期間を過ぎていた

保育園の見学は、日程が決まっていることが多いようです。保育園へ予約の連絡を入れたとき、すでに受付日を過ぎていることも…。“確認不足”とも思いますが、園によっては園前の掲示板でしか公表していないこともあり、情報が手に入りにくい場合もあります。

電話がつながらなかった

人気の保育園になると、見学希望者数だけでもかなりの数に。電話でしか予約ができない園もあるため、繋がりにくくなるようです。しかも、電話対応も保育園の先生たちが行うので、忙しい時間帯は電話に出ることができません。それも、つながりにくい理由のひとつでしょう。

見学者の定員をオーバーしてしまった

見学者の定員オーバーは、なにも人気の保育園だけではありません。見学希望は「どうしようかな」と悩んでいる人たちも応募するため、実際に入園申込みする人数よりも多くなりがちです。結果、見学したくてもできない人が出てしまうのです。

妊娠中から保育園見学に参加して、ギリギリで慌てないよう保活を進めていきましょう。

認可と無認可どっちがいい?

保育園見学を進めていくと、ライバルの多さに心が折れてしまいそうになる人も。フルタイム勤務でも、保活激戦区では落ちてしまうこの時代、認可保育園だけではなく無認可保育園の情報も集めておきましょう。無認可保育園というと、つい悪い印象を抱きがちですが、実はメリットも多いのです。まずは、認可保育園と無認可保育園の違いから紹介します。

認可保育園

  • 国が定めた基準をクリアした、行政認定の保育園のこと。
  • メリット:保育料が比較的やすい
  • デメリット:休日保育など、時間外の預かりには対応していないことも

無認可保育園

  • 行政の認定をうけていない保育園のこと。
  • メリット:24時間対応や休日保育など、保護者のニーズに合わせている
  • デメリット:保育料が高い

保育料を見て、認可保育園を選択する保護者も多いはずです。無認可保育園と比べて倍以上の差が出てくる園もあるようで、「無認可は候補に入れない」という堅実ママもいるのではないでしょうか。なかには「無認可保育園はトラブルが多そう」というイメージから、認可保育園を選ぶ声も。しかし、今では無認可といえども自治体の立ち入り調査や設備などの基準も設けられているため、保育環境も整ってきました。過去にニュースなどで取り上げられたような、劣悪な保育園は減少してきています。無認可保育園の中には、英会話やスイミングなどを指導してくれる保育園もあり、あえて無認可を選ぶ人もいるようです。
認可・無認可の比較ポイントをパパと話し合い、各家庭に合った保育園を選びましょう。認可保育園を第一候補、入れなかったときの「保険」として無認可保育園へも申込みをしておくのも手ですよ。

希望の保育園に申し込みをしよう

希望の保育園を選び、保育園見学を済ませたら、あとは申し込みをするだけです。
必要な書類は自治体によって異なるので、先に必ず確認をしましょう。多くの自治体で提出が必要な書類は、以下の通りです。

  • 入園申込書
  • 保護者(同居する人)の状況を証明する書類
  • 勤務証明書 、診断書(障害者手帳)、在学証明書、診断書(介護)など
    (保育を必要とする理由がわかるもの)
  • 所得証明の書類
  • 前年分源泉徴収票または前年分確定申告書
  • 在園証明書(兄弟姉妹が幼稚園に通っている場合)

4月から入園させたい人は、自治体が発表する申込み受付期間に役所に提出します。大体、10~11月頃を受付期間にしている自治体が多いようです。

「点数」を理解する

入園希望者の選考基準として、自治体独自の「点数」があります。
日常の保育困難な状況を数値化して、より保育困難な家庭を優先的に入園できるようにする制度です。就労の状態(内勤か外勤か・勤務時間・就労期間など)や、祖父母との同居の有無などを点数で計算します。提出する書類に、しっかりと保育が困難である旨を記載して、アピールをしましょう。

一次がダメでも二次がある

希望の保育園から「不承認通知書」が届いた場合、諦めるのはまだ早いですよ!一次の選考で落ちたのであれば、次に二次募集を設ける保育園があるので、そこで再度申し込みます。送迎圏内ではない場合も、一度検討してみましょう。どうしても無理だと判断したのなら、無認可保育園に入園するのも良いかもしれません。ネックである保育料も、自治体によっては助成制度もあるので、確認することをおすすめします。

自治体や保活激戦区によって、入園可能な点数も変わってきます。同居していなくても、近くに実家があったり自営業であったりするだけで、減点されることもあるのです。もし希望の保育園に入園できなかったとしても、落ちこまずに「縁がなかった」と割り切って、二次募集や無認可保育園への入園に向けて気持ちを切り替えましょう。
それでも希望する保育園が見つけられなかった場合は、勤務先へ育児休暇の延長が可能か確認してください。育児休暇の延長申請を行うときに「不承認通知書」が必要になるので、うっかり捨ててしまわないように注意してくださいね。

「保活」を乗り越えるには

妊娠が発覚したときから、「保活」は始まっています。早めの情報収集が、保活を円滑に進めるカギとなりそうです。そして、ママひとりでがんばるのではなく、パパも一緒に保活を行うことで、夫婦として、また「親」としても良好な関係が築けるはずですよ。

(文・ichinoki)


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