私がどうしても許せないことは「トイレの後に便座を下ろさない」行為。他人から見ればくだらないことかもしれませんが、どうしても許せないことって誰にでもありますよね。トイレの便座を下げない夫と、それだけはどうしても許せない私が大衝突しました。

「便座は上げっぱなし」が当たり前だった男家系の夫

夫は男3兄弟の長男。5人家族ですが女性は義母だけで、立って用を足す男性が大多数の家庭だったため、トイレを使った後便座をいちいち下げるような習慣はなかったそうです。
一方、私は3人家族の1人っ子。女性は私と母、男性は父だけで座って用を足す私たちの方がトイレを使う頻度が多かったためか、父も使用後は便座を下げてくれていました。
そのため、生活習慣の違いに大激突!私は男性が便座を下げることは当たり前だと思っていましたが、家族構成によってその常識は変わるのだと、今回の事がきっかけで初めて知りました。便座を下げる習慣がなかった夫には、私がここまで激怒する理由がわからなかったらしく、「たかが便座で…。」と苦笑い。その態度にさらに怒りが込み上げ、喧嘩はヒートアップ!お互い正座で向き合い、家族会議にまで発展しました。

そもそも便座を上げっぱなしが何故良くないのか

「そもそも、どうして上げっぱなしがダメなの?」と不思議そうに尋ねる夫。便座を上げっぱなしにしているということは、トイレのふたを開けたまま排泄物を流しているということ。トイレは流すたびに大量のしぶきが飛び、ふたをしなければそれが空気中に舞ってしまいます。たとえば、夫がノロウイルスを持っていた場合、ふたを開けたまま流すと空気中にウイルスが激しく飛散してしまうのです。ほかにも風水では、トイレのふたを開けたまま流すのは、金運が低下してしまうため良くないと言われているそうです。また、便座裏は頻繁に掃除をしていてもどうしても汚れやすく、汚れた面が見えた状態で放置されるのも気分が悪いですよね。

激闘の末、トイレ掃除は夫の仕事に

そんな理由を並べられて、言い返す言葉が無くなった夫。向き合ってしっかり私の気持ちを伝えることで、今まで考えてもみなかった「便座を上げたまま流す」ということが、どうしてよくないのかを理解したようでした。

しかし、夫の心が変わった1番の理由は、トイレの便座を下ろさないことは私にとって、ここまで嫌なことなのだと気づいたからでした。習慣とはいえ、自分の行動で人に嫌な思いをさせるのは良くないと思った夫は、今後は便座を下げることを誓い、さらに自らトイレ掃除を買って出ました。
立って用を足す習慣は今更変えられないし、しかしそれだとどうしても飛び散り、便座や床を汚してしまいがちに…それならば、比較的汚しやすい自分がトイレ掃除をするべきだと改心したようです。

これには私も納得し、事態は収束しました。
便座を下げないことのほかにも、「立って用を足す方が汚しやすいのに、なぜ私がトイレ掃除をしなくてはいけないんだろう」という不満もあったからです。

「ままのわ」にも

トイレ掃除は男性がしたほうが出世すると聞きますし、立ってするのは旦那だけなので本当はやって欲しいです。

 

という声があがっており、私のほかにもトイレ掃除は汚しやすい男性がすべき、と考えている人はいるようでした。

発端は些細な事でしたが、この喧嘩がきっかけで夫はトイレを綺麗に使うようになり、私はトイレ掃除の負担が減り、結果的には良い方向に向かいました。くだらない喧嘩ですが、こうしてお互いが理解できないことを徹底的に話し合い、認め合うことも夫婦円満への第一歩かもしれませんね。

(文・まおにゃん)


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