メインディッシュの脇に添えられるマッシュポテトは、家でも比較的簡単に作れます。でも、「ゆるすぎる」「固すぎる」など、意外と失敗の多い料理かもしれません。お店で食べるような理想のマッシュポテトにするコツをお教えします!

「ゆるすぎ」「固すぎ」はリカバーできる

マッシュポテトの「ゆるすぎ」「固すぎ」の原因は、どちらもマッシュポテトを作る際の水分量の調節がうまくいかなかったことにあります。

ゆるすぎる場合は、鍋を弱火にかけて、かき混ぜながら水分をゆっくりとばします。その際、練らないように、注意しましょう。

固すぎる場合は、牛乳を少し追加。混ぜるものに温度差があると、粘り気が発生しやすくなるので、追加する牛乳は、温めてから入れます。ゆるすぎるときと同じく、鍋を弱火にかけて、練りすぎないように気をつけながら、かき混ぜます。

ジャガイモは、種類などによって水分含量が異なります。そのため、ゆで上がったジャガイモの水を切って、鍋に戻し、レシピの分量通りにバター、牛乳、生クリームを入れて混ぜ合わせても、作るたびに仕上がりの状態は変わってきます。

レシピの分量はあくまでも参考ということで、書かれている量を2、3回に分け、様子を見ながらジャガイモに追加していくといいですよ。

粘り気が出てしまったマッシュポテトはリカバー不能

粘り気が出すぎたマッシュポテトは、食感が悪くなります。一度粘り気が出てしまうと、残念ながら、マッシュポテトとしてのリカバーは難しくなりますが、せっかく作ったマッシュポテトをおいしくリメイクする方法はいろいろ。

例えば、こんなメニューはいかがでしょうか。

  • ポテトサラダ、コロッケ、ポテトグラタンに使う
  • 牛乳や豆乳、水で伸ばしてポテトスープにする
  • 片栗粉を混ぜて「芋餅」にする

マッシュポテトに粘り気を出さないためには、いくつかのポイントがあります。

ジャガイモは皮をむき、2cm角くらいに切って水にさらした後、たっぷりの水を沸騰させた鍋に入れて、やわらかくなるまでゆでます。ふんわりとしたマッシュポテトが好みなら、男爵などのほくほくとした粉っぽいジャガイモを、クリーミーなのが好みの場合は、粘質なメークインなどを使いましょう。

ゆであがったジャガイモは、水を切ってから鍋に戻して、つぶします。確実に滑らかに仕上げたい場合は、少々手間ですが、裏ごしを使います。マッシャーは粒が残ってしまいがちで、残った粒をつぶそうと何度もこすることで、粘り気が発生しやすくなりますよ。フードプロセッサーは便利ですが、かけすぎると粘り気が出てくるので注意しましょう。

失敗!?と思っても、慌てずに

失敗した、と思うとどうしても慌ててしまいがちですが、粘り気が発生しなければ、何とかリカバーできるもの。練らないように、手早く丁寧に作業を進めましょう。

(文・竹内百合)


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