お互い個人の収入がある共働き夫婦は、どのように家計管理をしているのでしょうか?生活費はきっちり折半?それとも夫持ちで妻が貯蓄負担?生活費の負担額の差などはないのでしょうか。さまざまなケースをご紹介します。

共働き夫婦の家計管理方法とは?

共働き夫婦の家計管理は、どのようにしているのでしょうか?主に、3つの方法があるようです。

共通財布

夫と妻の収入を1つにまとめ、生活費から貯金額まで家計の支出を賄い、どちらか一方がそれを管理する方法。ほとんどの家庭で妻が管理しており、夫はおこづかい制であることが多いです。

別財布

夫と妻のそれぞれの収入を自分で管理し、家計の支出は分担して出し合う方法。光熱費は夫、食費は妻など項目ごとにわけるなどし、残ったお金はそれぞれが自由に使うことができます。

全額一方負担

夫、または妻のどちらか一方が家計の支出を全額負担し、もう一方が全額貯蓄をする方法。妻がパートの場合もあるため、多くの家庭で妻の収入を貯蓄にあてているようです。それぞれの分布はおおよそ以下の割合だといわれています。

共通財布…約5割
別財布…約2割
全額一方負担…約2割未満
(残りはその他)

妻が正社員の場合は別財布でも管理がしやすそうですが、パートの場合だと収入が少ないため、共通財布か一方負担の方法になってしまうことが多いようですね。

【共働き家計管理法】それぞれのメリット・デメリット

3つの方法をご紹介しましたが、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

共通財布

メリット

  • 家計管理がしやすい。
  • 貯蓄がしやすい。
  • どちらかが浪費家の場合、おこづかい制にすることで無駄遣いを防ぐ。

デメリット

  • おこづかいが少ないと喧嘩の原因になる。
  • 管理をしていない方は家計の支出が把握しにくい。

別財布

メリット

  • 自分のお金を自分で管理することができる。
  • 自由に使えるお金を多く残すために、節約するようになる。

デメリット

  • 子どもの学費など、家庭のための貯蓄がしにくい。
  • 生活費を平等に分担できず、どちらかが多く負担してしまう場合がある。
  • お互い相手がどこで何にお金を使っているのかが把握できない。

全額一方負担

メリット

  • ほぼ確実に一定額貯蓄ができる。
  • 使えるお金がどのくらいなのか把握しやすい。

デメリット

  • 片方の収入だけでは賄えない場合がある。
  • 自分の収入が全て貯蓄にまわるので、働き甲斐がない。

それぞれメリット・デメリットがあります。どの方法が1番いいのかはその家庭による部分があるので、それぞれの特徴を比べて自分たちにあった家計管理法を見つけてくださいね。

共働き夫婦はお互いの収入を把握しているの?

共働き夫婦は、お互いの収入がどのくらいなのか把握しているのでしょうか?「ままのわ」に寄せられた声を見ても、「全て把握しています」という夫婦もいれば、

お財布はバラバラなので、相手がいくら稼いで、いくら使って、いくら貯めているか、一切知りません…!

 

と全く把握していないというコメントまで、さまざまな意見が寄せられていました。

実は、夫が妻の収入を把握している割合は半分ほど、妻が夫の収入を把握している割合は8割ほどだといわれています。妻が家計管理をしている家庭が多いため、妻が夫の収入額を知っている割合が圧倒的に多いという現実がみえてきますね。一方で、とくに男性は「うまく家計がまわっていれば気にしない」「興味がない」など、収入の使い道について無関心になっている現状もあるようです。

信頼関係を築くために、あえてお互いの収入を包み隠さずオープンにしている夫婦もいれば、「お金の問題はデリケートだから」と逆に収入を明かさない夫婦もいるようで、これも夫婦によりさまざまな考え方があるようですね。

別財布の共働き夫婦がそれぞれ負担している生活費は?

共通財布型や、全額一方負担方の場合は、生活費を分担する必要はありませんが、別財布型の夫婦は、どのようにして生活費を分担しているのでしょうか?いくつかの例をみてみましょう。

住宅ローンは夫、食費や雑費は妻、学費は折半

住宅ローンや水道代、光熱費など住まいに関係する費用は夫が負担し、食費や雑費など日々の生活に関係する費用は妻が負担、子どもの学費や習い事などは、2人で折半するケース。それぞれの負担額に差こそ生まれてしまうものの、生活次第で支出を節約することができるので、妻が料理や買いものなどの家事を担当している家庭では、この分担方法がやりやすいかもしれません。

学費や住宅ローンは夫、保険料や食費は妻

学費や住宅ローンなど、高額な費用がかかるものはすべて夫が負担。細かい保険料や、食費は妻が負担という7:3の分担方法。貯蓄も妻の収入から出します。夫の収入が多く、お金の管理が上手な妻の場合は、この分担方法もおすすめです。

生活費や住宅ローン、光熱費などすべて折半

住宅ローンや光熱費などはもちろん、毎日の買い物や細かい飲食代まですべて折半するケース。貯蓄はお互い一定額を1つの口座に振り込み、あとは個人の収入としてそれぞれが自分で管理します。支出の計算がむずかしそうですが、お互いのプライベートを守り、ちょうど良い距離感が築けるかもしれません。

共働きだからこそ協力しあおう

夫婦のお金の価値観は、家庭によってさまざま。お金の管理は信頼できる妻に任せたいという人もいれば、収入源の夫に管理をすべてまかせて、自分は家事に集中したいという人もいます。
共働き夫婦の家計管理に正解はありませんが、どんな方法であれお互いしっかりと貯蓄をしておくことに越したことありません。共通財布型も別財布型も、貯蓄額だけは2人で話し合い、一定の額を決めておくことが大切です。夫婦といっても、お金のことはデリケートな問題。お互いが納得いくように上手に分担したいものですね。

(文・まおにゃん)


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