もし親に介護が必要になったら、あなたはどこに相談しますか?

知っておきたい相談窓口は「地域包括支援センター」です。
なじみのない名称なので、初めて聞いたという方や、聞いたことはあるけど利用方法は知らないという方も多いと思うので“どんなところ”で“何を相談できるか”を説明します。

「地域包括支援センター」ってどんなところ?

ちょっと難しい名称ですが、「地域」に住む高齢者を「包括」的(介護だけでなく、医療、福祉、健康のなど高齢者の暮らしに必要な様々な分野)に「支援」する総合相談窓口です。

簡単に説明すると、“地域に住んでいる高齢者が安心して暮らせるよう、介護や生活に関する相談を受け、必要なサービスにつなぐ”窓口です。
介護を考えた始めた時、最初に相談する窓口になります。

各市区町村が主体となって設置しており、多くの地域においては“中学校ごとの学区”を想定した生活圏域に1箇所ずつ整備されているので、全国で約4,300箇所あります。(平成24年4月現在)

注意したいことは、
親や介護が必要な家族が住んでいる地域の「地域包括支援センター」に相談する。
相談対象となる方が住んでいる場所によって、どこのセンターに相談するか決まっています。

ここで、一度検索してみましょう!
[○○○市区町村 地域包括支援センター]
中学校ごとの学区なので、細かく分かれていたと思います。
また、自治体によって「高齢者あんしん支援センター」や「シニアサポートセンター」など呼び名が異なることもあります。
いざという時に慌てないよう、事前に検索してブックマークしておくといいでしょう。

「地域包括支援センター」に相談できること

例えば・・・

  • 「介護保険ってどうしたらいいの?」(介護保険について)
  • 「親が自宅にこもりがち、どうしたらいい?」(高齢者の生活について)
  • 「親が認知症かもしれない、どうしたらいいか?」(認知症について)
  • 「介護予防は具体的に何をすればいいの?」(介護予防について)
  • 「成年後見制度を申請したいけどどうしたらいいのか分からない」(成年後見人制度について)
  • 「親が悪質な訪問販売にだまされてしまった」(消費者被害について)

など、さまざまな相談に乗ってくれます。どこに相談したらいいか分からない時は一度相談してみるといいでしょう。

「地域包括支援センター」には配置されている専門家

  • 「保健師(または地域ケアの知識と経験を持つ看護師)」
  • 「社会福祉士(ソーシャルワーカー)」
  • 主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)」

この3職種の専門家がチームとなって、地域の高齢者を支援する業務を行っています。

相談料は無料!
電話でも相談に乗ってくれます。
訪問する場合は、電話予約することをお勧めします。

高齢の親の生活や介護のことで困ったときは、まず「地域包括支援センター」に連絡しましょう。

専門家 高橋 佳子 width= ■専門家プロフィール:高橋 佳子
ケアポット株式会社代表取締役社長。介護のリアルコミュニティ「だれでもKAIGO部」部長。自身の親の介護の経験を活かし「かいご」に楽しさをプラスする!をテーマに活動。


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