子どもはストレスと無縁と考えられていた時代もありましたが、現代では子どものストレスも大きな問題に。そこで子どもが発するストレスサインについてまとめました。

大人の想像以上に大きなストレスを抱えていることも

子供が成長する過程である程度のストレスはどうしてもかかるもの。でも、私たちが想像している以上に、現代の子供たちは時間に追われたり、友達関係に悩んだりと、さまざまなストレスを抱えています。大人と同様に、子供のストレスも病気の原因に。大きな不調が現れる前に、子どものストレスサインをキャッチして早めに対処しましょう。

子どもに表れる5つのストレスサイン

1)腹痛、下痢、発熱、じんましん

ストレスで起こる症状で多いのが、腹痛や下痢。テストの日に緊張してお腹が痛くなったり、友達とケンカした次の日に学校に行こうとするとお腹を下すなど、経験したことがある人も多いはず。子どもが発熱して、病院につれていっても風邪ではないと診断される場合は、ストレスが要因と考えられます。また、じんましんもストレスが原因で出る典型的な症状。慢性的にストレスが続いている場合には、こういった症状がひんぱんに起こります。

2)爪を噛むなどのクセがある

今までしていなかったのに、爪を噛むなど特定のクセをはじめるようになったら、子どもがストレスを感じているサインです。このような行為は、自分の気持ちを落ち着けるために行なっているもの。つまりその背景には、何らかのストレスがあると考えられます。クセを無理にやめさせるのではなく、どういう時にクセがでやすいかなどからストレスのモトを見つけ、根本から解決を試みるほうがよいでしょう。

3)難聴になる

ストレスが原因の小児性難聴という病気があります。特に、小中学生の女の子に多い病気です。検査をしても耳に異常がない場合は、ストレスによるものと診断されるそう。子どもを後ろから呼んでも気づきにくい、会話が聞き取りにくそうなどと感じたら、病院の受診を。子ども自身では気づかないことがあるので注意深く見守って。

4)頻尿、おねしょ

トイレが近くなった、しばらくしなかったおねしょをするようになったなど、トイレにまつわることが多くなるのも、子どもがストレスを抱えているサインのひとつ。幼稚園から小学校に入学するタイミングなど、生活環境の変化が起こるとこういったことが起こりやすいよう。頻尿やおねしょを怒ると、より子どもにストレスがかかるので、新しい生活にゆっくり慣れさせるサポートに注力しましょう。

5)不眠、寝起きが悪い

ストレスは自律神経のバランスを大きく崩し、睡眠にも影響を及ぼします。夜眠れなかったり、寝ても睡眠の質が悪いと、寝不足に。そして、朝なかなか起きられず学校に遅刻。こういったことが続くと、どんどん学校に行きにくくなり不登校になる場合も。ストレスの元を解消するとともに、質の良い睡眠をとるために、夕食を早めに済ませる、軽い運動をする、午前中に朝日をしっかり浴びるなど、生活を整えることで改善していきます。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 –株式会社からだにいいこと


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