外勤の共働きだった当初は積極的に家事をしていた夫が、私が在宅勤務を加えたころから消極的に。しかし、アイロン掛けに目覚め、極めてから、再び協力し合えるようになりました。「思い切って任せる」のも大事です!

最初は家事も一緒に負担

共働きのうえ、遠距離通勤。子供を遠くの保育園に預けていたころは夫も積極的に家事をしていました。私の里帰り出産中に自ら購入した衣類乾燥機と食洗器を駆使し、洗濯、洗い物もバッチリ。掃除などは私よりキッチリと行き届いていたものです。学生時代に一人暮らしをしていて、ひと通りこなせていたことと、実家が男性も家事をする雰囲気であったこともあり、このままずっと協力し合っていけるのだろうと思っていました。

とうとう「大きな子供」状態に

ところが、私が在宅勤務を加えていき、家にいる時間が多くなったころから家事分担に消極的に。私自身の勤務時間はむしろ大幅に増え、家事&育児と同時進行で疲労も増していたのですが……。

確かに夫は遅くまで外勤の毎日ですから、とても疲れていることは分かっています。でも、子供を寝かし付けてから深夜も集中して仕事をこなさねばならないときに、テレビを付けっぱなしで、ソファで大イビキをかき、寝室に行ってちゃんと寝てと何度言っても、寝ぼけて逆切ればかりで動かない。「大きな子供」どころか、子供より聞き分けのない状態で、私のストレスもパンパンに溜まっていきました。

ついに言ってはいけない一言を発する

このままではマズイ、身が持たないと思いあぐね、もうちょっと家事を負担してと切り出したところ、とても面倒くさそうに「家にいるんだろう!」の一言が!……これは言っちゃいけません。家にいるほうがやればいいと?

私が忙しいのも見えているし、車を使う週末の買い出しや大掃除などはやっているので、駄々っ子のように、つい甘えから出た言葉だとは思いますが、日々の家事はしたくない、家では休みたいという願望がアリアリでした。

一計を案じ、得意そうな家事をシフト

そこで一計を案じることに。夫が好きなものは「便利な道具」。こだわりは「パリッとした服」。得意なのは「機械操作」。ワイシャツのアイロン掛けを自分でするようになれば、クリーニング代の節約になり、気が済むまでキチンと掛けてくれるでしょうし、私も洗濯だけでよいから時短できて一石三鳥なのでは……。

さっそくクリーニング職人が教える「ワイシャツの上手なアイロンの掛け方」の動画を見せてみました。最初はしぶしぶでしたが、チャレンジしてみると極めたくなったよう。腕が上がるにつれて「コードレスアイロンと大きなアイロン台と機能的なアイロンカバーとネット状の当て布がいる」「シワ取りのスムーザーとノリづけのスプレーがいる」「手首保護用のサポーターがいる」と装備も本格的に!私もシワが寄りにくいワイシャツの干しワザを編み出して援護射撃。

おまけに、休日もだらだらと昼寝せず、溜まった録画ビデオを観ながらアイロン掛けするようになり、一石五鳥に。次第にほかの家事も抵抗がなくなってきたようでした。

任せてみると、良いことも!

その後、私が長い間留守にしたり体調を崩したりして、家事一切を任せたことがたびたびありましたが、料理までも見事にこなしてくれました。必要に迫られて、疲れているのに大変だったと思いますが、今度は私から「感謝」の一言です。

ビックリしたのが、物の配置が格段に効率的になったこと。牛乳パックを洗って干す場所を食洗器の裏に移動して目に触れないようにしたり、お風呂のフタの最適な置き場所を発見したり……どれもこの手があったか!と唸りました。私はボーっと生きていたのだなと反省する一方、夫の目で、我が家の家事を見直してもらうのも良いことだと感じました。

夫が家事参加したくなる秘訣とは

最近、仕事を持つ友人たちからも、夫が家事をしないという嘆きを多く聞くようになりました。大きな子供と化してしまった夫も、まずは興味のあることや得意なことが生かせる家事なら抵抗が少ないかも。ある時は思い切って任せ、おかげで効率化できたことがあれば一緒に喜び合うなどして、お互い気分良く「成長」できると良いですね。

(文・穂乃花)


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