春巻きは好きだけれど、巻くのは手間だし、油の始末が面倒……と、作るのを避けている方におススメなのが、テレビ番組などで話題になった「春巻かず」に代表される、巻かない、揚げない春巻きです。4つの「巻かない」レシピをご紹介します。

1.皮に具をのせて焼く

具は、豚肉、たけのこ、ピーマン、ニラを使いました。とりあえず、いつも作っている春巻きと同じ具で作ってみて、ちょっとうまくいかないなというところがあったら、次回に調整するといいと思います。

肉と野菜を切って炒めて、味付けをして、水溶き片栗粉でとろみをつけて冷まします。炒めるのが面倒な場合は、切った肉と野菜、調味料と片栗粉または小麦粉をボウルに入れて、混ぜるだけでもOK。

春巻きの皮に具を乗せて、薄く広げます。フライパンを熱して、油を薄くひき、具を乗せた春巻きの皮を置きます。このとき、具が下になるようにします。

フライ返しなどでフライパンに押し付けながら1分ほど焼いて、ひっくり返して皮の面も1分ほど焼きます。両面焼き上がったら完成です。手間を省きながらも、皮のパリパリを堪能できますよ。

包丁などで切り分けていただきます。写真は切る前の状態です。あらかじめ4等分した皮や、ミニサイズの皮を使って作ってもいいでしょう。

2.皮で具をはさんで焼く

春巻きの皮に具を乗せて薄く広げ、その上にもう1枚、皮を重ねます。あとは、熱して油を薄くひいたフライパンに置き、フライ返しなどでフライパンに押し付けながら、両面をこんがり焼いたら完成です。

1枚の皮に具を乗せて焼いたときよりも、焼き時間は少し長くなりますが、巻いた春巻きにより近い食感になりますよ。

こちらも、切り分けていただきますが、4等分に切った皮やミニサイズの皮を使って作ると、食べやすい大きさに仕上がります。

3.皮を具で包んで焼く

こちらは、皮で具を包む方法です。皮の上に具をのせて薄く広げ、向かい合う角を持って、具を包むように畳み、もう一組の角も同じように畳み、水溶きの小麦粉で端を止めます。

フライパンに少し多めの油を引いて、水溶き小麦粉でとめた側を下にして置き、中火で焼きます。焼き色がついたらひっくり返して、同じように焼きます。

一つ一つ包むことになりますが、きっちり巻くのに比べると、かなり楽です。平たく作るので、フライパンでもパリパリの皮に仕上がります。

4.切って焼いた春巻きの皮を具にかける

こちらは、春巻きの具に、春巻きの皮をかけるという、これまで紹介したのとはまったく異なる発想のレシピです。

キッチンばさみなどで細く切った春巻きの皮を、油をしいたフライパンでこんがり色づくまで炒め、フライパンから出して油を切ります。

炒めて味付けをして、水溶き片栗粉でとろみをつけた具に、炒めた春巻きの皮をトッピングします。皮と具を一緒に口に運ぶと、まるで「春巻き」です。皮をたっぷりかけるとおいしいですよ。

それぞれ特徴のある4つのレシピ

「巻かない」「揚げない」、でも、春巻きのおいしさを堪能できる4つのレシピを紹介しました。皮にかぶりつきたい場合は1~3のレシピになりますが、簡単に春巻きのおいしさを味わうなら4がイチオシです。

(文・竹内百合)


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