子育てと自分のやりたい仕事が両立できれば理想ですが、現実は難しいことが多いですよね。そんなジレンマを抱える子育て中のワーママに、パソコンやインターネット環境があれば自宅をオフィスにできる「在宅ワーク」という働き方が注目されています。

働き方改革で注目!【在宅ワークの基礎知識】

2018年に可決・成立した「働き方改革関連法案」をきっかけに、今、在宅ワークが注目されています。在宅ワークは内職と違い、パソコンやスマホをはじめとしたインターネット環境があれば始められる仕事です。

テレワーク※ の一つの形である「在宅ワーク」は「自営型テレワーク」ともいい、インターネットなどの通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない働き方を意味します。個人事業主として、仕事選びから報酬の決定、時間の使い方などを自分で決めていきます。企業に雇用されていて、労働形態として自宅勤務OKという給料制の会社員とは異なる働き方です。

※テレワーク…情報通信機器を利用して、自宅や会社以外の場所で事業所から任された仕事を行う勤務形態。
引用元:goo辞書

どんな仕事をして、1日の時間をどう使うのか。そしてバランスよく仕事と家庭を両立させるスケジュールを全て自分で組み立てられるのが在宅ワークの大きな魅力です。
育児や介護、体調不良など何らかの事情があり、通勤が難しくても大丈夫。年齢制限や定年もないので自分自身のスキルやライフスタイルに合わせて仕事を選ぶことができます。

ちなみに現在ライターをしている私が、どんな経緯で在宅ワークを選んだか少しお話ししますね。
子どもの小学校入学を機に職探しを始めましたが、子どもは学童に入れない状態に。また、勤務形態や仕事内容など、条件に合う仕事がなかなかみつかりませんでした。
そんななか、インターネット上で在宅ワークという働き方を知り、やってみよう!と考えたのです。そして、在宅ワーカー向けの仕事を斡旋しているページからライター募集のトライアルテストにチャレンジし、合格して仕事を始めました。ライターの仕事は全くの未経験。不安も大きいなかでのスタートでしたが、得るものもたくさんあり、現在まで続いています。

【在宅ワークのスタート】インターネット環境があればトライできる

パソコンとWi-Fi通信ができるインターネット環境が整っていれば、誰でも在宅ワークをスタートできます。近ごろでは、パソコンではなくスマホやタブレットで対応する仕事も増えてきました。

もちろん、ワードやエクセルをはじめとした基本的なパソコンスキルや、トラブル対応などの知識が深いほど仕事のチャンスは広がりますが、オフィスワークの経験者であれば在宅ワーカーとしてライティングやデータ入力などの業務を受託することは可能です。

また、パソコンなどを介してデータのやりとりをするので、ウィルス対策やファイル変換ソフトを使用しないなど、セキュリティやデータ保護の観点も大事です。
主にパソコンを使っていく仕事の場合は、周辺の環境整備は在宅ワーカーにとって必要不可欠なので、知識面で不安があれば、パソコンショップなどでプロのアドバイスを受けるのも良いでしょう。

他にも、WEBデザインやCADなど、専門技能に関わる仕事の場合は、使用するソフトや求められる技術が指定されることもあるので、自分にできることとできないことを知っておくことが大切です。
IT業界は技術革新の流れが速いので、一度現場を離れると仕事復帰に躊躇してしまう方も多いですが、在宅ワークであれば、自分のレベルに合った仕事を選んで少しずつゆっくりと再開できるのも大きなメリットです。

専門性の高い仕事になるほど報酬アップを見込めるのが在宅ワークです。スキル向上の努力を続けてキャリアを積むと、仕事の幅を広げていけます。

【在宅ワーカーの心得】自分を客観的に見極めよう

在宅ワーカーとして活動するためには、1日のなかでどれだけ仕事の時間を捻出できるのかを見極めながら仕事を進めていく、自己管理力が必要になります。炊事・家事、幼稚園や保育園の送迎、子どものお風呂や寝かしつけなど、仕事の手を止めなければならない時間を把握しておきましょう。
同様に、在宅ワークに費やせる時間やスキルを客観的に分析し、自分がこなせる業務量やペースを知ることも大切です。受注した仕事を納期までに、きちんと仕上げることができるのか見極める力が必要になります。

在宅ワークは、発注者から指定されている形式や仕様に沿って納品するケースがほとんどです。「なんとなく、こんな感じで」というレベルでは仕事になりません。
そして、注文者との打ち合わせは、対面ではなくメールや電話などがメインです。丁寧な言葉選びやもれのない確認など、一つひとつのステップが質の高い仕事につながります。

自分のペースでスキルアップを目指せるのが在宅ワーク

空いた時間を有効活用しながらキャリアアップ、スキルアップを目指せる「在宅ワーク」という働き方。自宅で自分のペースで仕事ができることが特徴で、ままのわでもたびたび話題にあがります。

働くママにとって、子どもの顔が見える場所で、キャリアをあきらめることなく仕事が選べる在宅ワークは、働き方の選択肢の一つとして関心があがっています。
在宅ワークの良いところは、時間のやりくりを自分で決められるところ。これは、会社員をはじめとした、企業に雇用される働き方にはない部分と言えます。子どもの成長や手のかかり具合によって業務ボリュームを調整しながら、スキルアップを目指していけるのは大きなメリットといえますね。

文・秋山祐子/株式会社キャリア・マム


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