おわりに


  • 出典:株式会社法研「子どもの発達障害 家族応援ブック」
  • 著者:高貝 就 浜松医科大学 子どものこころの発達研究センター特任准教授

 この本では、広汎性発達障害についての入門的な内容をご理解いただけたらと思うのですが、いかがでしたでしょうか。今後もますます支援や治療の技術の発展が望まれるところです。

 私もさらに勉強を重ねて行きたいと考えています。お気づきの点やご意見がありましたら、どうか忌憚(き たん)なくお寄せください。

 この本を作成するにあたり、取材に多大なるご協力をいただきました静岡県立天竜特別支援学校の山村節子校長と伊井隆幸副校長、特定非営利活動法人アスペ・エルデの会事務局長の田中尚樹様、そして体験談をお寄せいただいた当事者のご家族と学校の先生の皆様に心より感謝申し上げます。本文でもくり返し述べましたが、広汎性発達障害の子どもの支援には、家庭・学校・医療の連携が非常に重要であり、子どもと家族をともにサポートしていくという姿勢が必要です。

 日頃から児童精神科の臨床については浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授の杉山登志郎先生にご指導を受けています。杉山先生にこの場を借りて改めて厚く御礼申し上げます。また、「患者さんは一番の教科書である」「患者さんに学べ」と私が精神科医のかけ出しだった頃に、恩師である浜松医科大学精神医学講座森則夫教授より、よくご指導を受けました。さらに診察室でこれまでお会いしてきた子どもとそのご家族に教えられたことが、この本を著すきっかけになりました。これからも謙虚な気持ちを忘れずに精進したいと思います。

 最後に、この本が出版に至るまでの過程で適時に的確な助言と励ましをいただきましたメディア・ビューの橋本真理子さん、法研の市田花子さんに深謝申し上げます。この励まし上手な二人の書籍の助産師がいなければ、この本を書き上げることはできなかったと思います。

2012年12月     髙貝  就


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