ドルチ

こんな私達で大丈夫なのか?

夫に妊娠を伝えた時の反応は、チョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで中身はわからない。

…なんてことがあってたまるかァ!
(そしてハリセンの音が響き渡る)


検査薬で見た事のないサインを見た。陽性だ、ヤッター!と思ったけれど、これから先、これまでと同じようには暮らせないことを、私達夫婦は受け入れなければならない。そして同居中の家族にも、理解してもらえるよう働きかけなければならない。

これまでの生活を振り返るに、胎齢は推定7週。加えて悪阻というものなのか、ひどい吐き気がして食事は普段の半量を食べるのがやっと、というありさまときている。検査キットの結果をうけてすぐ、産婦人科に予約を入れた。「2月1日」の診察というのは、急ぎ過ぎだろうか。それとも遅いくらいなのだろうか。

仕事をいつまで続けるのか、休むのか辞めるのか、産む場所は故郷かこの街か、産んだあとどう身を振るのか。たくさんたくさん考えようと思う。まだ何も決まっていないのだ。

現在の仕事場は、通勤だけで片道1時間かかる場所にある。電車の混雑を避けるなら、乗継も絡んで倍近く時間がかかる。引越してまで続けたいパートではないから、きっと辞める。妊娠中に仕事を辞めざるを得ないほどになれば、そこから先には働き口などないものと思っておこう。収入は途絶える。しかし…それで夫の収入を頼るのか。それで良いのか。

夫を頼るか否かはともかく、妊娠(の可能性)を伝えた。私は既に「まだ見ぬ我が子の命を預かっている」気持ちでいる。彼は驚いたことだろう。それからきっと、父親になることを恐れているに違いない。喜んでくれるとは思わなかったし、やはり反応は薄いのだった。

ただ、せめて「難しいから任せる」なんて言わないでほしかった。おい背を向けるな、君の子でもあるんだぞ…頼むぜ相棒!

2018-01-26 00:08:11